今日から「展覧会の絵」シリーズをアップしますね。
兵庫県立美術館の常設展は、フラッシュをたかなければ撮影オッケーだったので、じっくり一点一点と対話しながら撮影させていただきました。
絵もあるし、彫刻やオブジェもあります。
どの作品も、ユニークで、きっといくつか作品がならんでいたら、「この人の作品だろうな」って選び出せるくらい。そういうのがオリジナリティだとおもうし、その人の作品の醸し出す「美」なんだろうね。
ある意味、完成された「美」を、カメラという画材で、どう表現するのか、図録や絵葉書ではない姿を、わたしのなかで咀嚼して生み出すというのは、すごくたのしいことでした。
また、展示の入れ替えがあるとおもうので、行ってみたいな。
きょうは、絵です。
元永 定正氏 「作品」
元永氏って、「もこ もこもこ」の絵本の方だとおもうのだけれど。。(自由な形と色彩のおもしろい作品です)
かなり大きい作品の一部。
宇宙みたいなところに惹かれました。
絵の具もむにゅむにゅもりあがっています。
その偶然な混ざり具合がとってもすてきでした。
今井 俊満氏 「騎士」
これも大きな作品ですが、「どこに騎士がおんねん!」って突っ込みたくなるような作品。
真ん中には、信楽焼きみたいな絵の具のかたまりがくっついているので、それが騎士なんですか??って。。。
これですよ。これ。どうみても、やきものの肌。これが垂直のキャンバスにくっついていることじたいがなんだか不思議。
あとひかれたのが、このうにょうにょ。
結構偶然にできるもののようで、他の作品でもみられたけれど、これおもしろいね!!迷路みたい!
堂本 尚郎 「絵画1」
これも大きい作品。まわりには雨雲からいろんな色の雨がしたたりおちているよう。下方から中央にむかって、切り裂くような、白い龍が勢いよく立ち上っている感じ。
でました。うにょうにょ。これだいすき!
人の手を離れたところで偶然に美がうまれるって、なんだかおもしろいよね。
荒川 修作 「無題」
静かな作品です。スローモーションの動きがみえるような。
またぼちぼち紹介しますねwおたのしみに~^^
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