あそびにきてくださって、ありがとうございます。
きょうは、天川村旅3日目の朝です。
二日目の夕餉も、ほっとするような品々でした。
何か混ざっている白ご飯のようだったので、五穀米ですか?とうかがうと、十穀です~wとのこと。百合根のはいったおおきな飛龍頭(がんもどきです)、柿とりんごと百合根のごまあえ、蕪とにんじんのなますなどなど。
一日目には、東京から車で一人旅の男性とご一緒しました。天河で泊まって、熊野~伊勢とドライブされる予定でした。
二日目には、女性の二人連れのかたとご一緒しました。奈良の飛鳥をめぐってから天河にこられたそうです。
初対面でしたが、同じテーブルを囲んで食事をいただいていると、自然と話もなごやかに。
民宿ならでは、なのでしょうね。
夕食のあとには、お風呂に入りにまた温泉にでかけました。
お月様がとってもきれい。。
お宿の傍の小間物屋さんで、目をつけていたお酒を2種、お土産に求めました。
温泉はきょうは左右が入れ替えになっていて、わたしのほうからは、満月がよく見えました。
ちかくで研修かゼミの合宿かで、若いお客さんが大勢でしたが、あいかわらず丁度よい湯加減でしたので、みなさんがでられるまで、のんびりのんびり月見湯をたのしんでいました~♪
3日目の朝、7時まえにドンドンと太鼓の音がするので、朝のお祀りに参列しました。
拝殿には、すでに10名ほどの方々があつまっておられました。
地元のかたではなく、天河神社の参拝のために訪れた方々のようです。
お祀りにさきだって、宮司さんよりお言葉を頂戴しました。
「11月23日に新嘗祭、その翌日には、月が地球にもっともちかづく満月にあたります。弁財天は月とご縁の深い神様。もっとも神気に満ちる朝にご縁があって参拝なさったということになります。そのことをふくむ内容の祝詞を奏上します。
また、きょうの9時までにそれぞれの心におもうことを半紙に2枚書いて、封書する。参加できるかたは12時に祭祀をとりおこなうので、それまでに拝殿にもってきてください。その封書をひとつは神棚などの清浄なところに、ひとつは財布などの身に着けるものにいれておかれると、願いごとがかないやすくなります。また、本日、口にするとよいものは、水晶のような白いもの。野菜・魚がよいでしょう。」と、おっしゃって、神事がとりおこなわれました。
そのなかで、大祓の祝詞も奏上され、一緒にあげさせていただいていたのですが、真ん中の部分で、「天津祝詞のふとのりとごとを宣れ かくのらば・・・」と間のあく所があるのです。その部分は、巫女として奉仕していたときも、それ以外の神社で拝聴したときも、しばらく空けるようになっていて、ここのことばはなんだろう。。と、不思議におもっていたのですが、こちらでは、
「三種大祓」を3度・「ひふみ祝詞」を3度奏上されていました。どちらも短いながら強力な祓えの祝詞だそうですから、なるほどなぁ。。と腑に落ちました。
祭祀がおわって、「きょうは、初霜がおりました。冷えなさったでしょうから、お茶を用意しますので、どうぞ」と声をかけてくださいました。
それぞれが、もういちどお参りされて、皆さんが済まれてから、ひとりもういちど「一二三祝詞」を奏上しました。のびやかに・うたうように。。。
そうすると燕が、「とてもよかったよ~。きれいだった。」ってほめてくれました。
うれしかったです。。。
宮司さんをかこんで、あったかいお茶を頂戴しました。ほっと染み渡るあたたかさ。。
「ここは、役の行者・空海・数々の修験道の人々・お寺の人々・天皇がたなど、特定の宗教ではなく、この地(のエネルギー)を求めてこられる場所なのです。。皆さん方が、ここにこられたのも、その先人とおなじ一歩になるのですよ。ここは、四方の海にそそぐ川の源流。すべての源なのですよ。」とおはなししてくださいました。
このようにお話されるのは、滅多にないそうで。。
ありがたいことでした。
写真は天河神社の手水舎。
。。。つららができていました~。。。w
杉にも霜がおりて。やわらかい山越の朝日にきらきらしていました。
みてくださって、ありがとうございます。
つづきは、またあした^^
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